野宿するコンゴ難民を
LUMが支援
23年の10月初め、西神田公園でコンゴ人が寝泊まりしているとの報せがLUM事務所に入り、その後ただちに、5人のコンゴ難民の保護と支援をすすめてきました。
難民支援協会(JRA)のサポートで難民申請の手続きをおこなうとともに、日本共産党の本村伸子衆院議員(法務委員)らの手を借りて行政と交渉、本村議員は国会の法務委員会でもこの問題をとりあげ、深沢陽一外務大臣政務官から、緊急宿泊施設等の確保に「最大限努力する」との答弁を引き出しました(しんぶん「赤旗」参照)。
並行してLUMでは幅広くカンパを呼びかけつつ、当面の生活費の確保を急ぎました。
その結果、アジア福祉教育財団難民事業本部(RHQ)によって仮の宿舎が割り当てられ、短期間の内に寄せられた善意のカンパで防寒着や食料を購入、着の身着のままで出国してきた人たちに届けました。
現在、5人のコンゴ男性は、1日も早い難民認定の実現を願いながら、RHQが準備した宿舎で元気に暮らしています。みなさんからのカンパのご協力にあらためて感謝いたします(詳細は、LUM90号をご覧ください)。